と毎日30分以上の筋トレ、ランニング、有酸素運動‥
それなのに
と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
せっかく頑張って運動しているのに体脂肪が減らなかったらやる気がなくなってしまいますよね。
実はがむしゃらに運動すれば体脂肪が減るという訳ではないんです。
今回は運動を頑張っても体脂肪が減らない原因と改善方法について解説していきます。
運動量ばかりにこだわり疲労の状態を見落としている
運動量にこだわりすぎて身体が悲鳴を起こしている
と意気込んでいるあなた、ちょっと待ってください!
それではせっかく毎日運動をしても思ったように体脂肪を減らす事はできません。
人間の身体は疲労しすぎると防衛本能スイッチが働き、基礎代謝を下げようとします。
自分では消費カロリーを稼いでいるつもりでも、土台となる基礎代謝が下がり「摂取カロリー>消費カロリー」になってしまいます。
運動のしすぎは、人間がもともと持っている防衛本能によって脂肪燃焼を妨げてしまうんです。
筋肉が運動による疲労から完全に回復するまでにおよそ48時間から72時間かかる
運動のマンネリ化が脂肪燃焼を妨げる
運動を毎日続けると、身体が負荷に慣れるため同じ運動をつつけても脂肪燃焼効果が下がってしまいます。
始めのうちは減量できたとしても、毎日運動することによりエネルギー不足を起こし、身体がエネルギー源として脂肪をため込もうとしてしまうんです。
極端な運動を避け、効果的に脂肪燃焼させるためには1日~2日おきに運動をするのが適切だと言われています。
脂肪燃焼に効果的な運動時間は20分~30分程度
では1回どれくらいの運動をすれば効率よく脂肪燃焼させることができるのでしょうか?
それは1回あたり20~30分程度です。
連続して20~30分も運動ができない!という人は、小分けにして運動しても効果があります。
例えば「1回の運動を10分×3回」でも脂肪燃焼効果は持続すると言われています。
大切なのは毎日続ける事
体脂肪を効果的に減らす運動
体脂肪を減らすためには、少しの空き時間でも取り組める簡単な有酸素運動を行うことがオススメです。
初心者でも短期間で脂肪燃焼に効果的な有酸素運動を紹介しますので参考にしてみてください。
脂肪燃焼効果のある運動「踏み台昇降」
踏み台昇降は家の中で手軽に出来るのに消費するカロリーはウォーキングよりも高く、30分続けると約110kcalも消費できると言われています。
下半身の筋肉をまんべんなく使えるため、ヒップアップ効果も得られてふくらはぎ痩せにもつながりますので下半身痩せをしたい‥と悩む人にはうってつけの運動です。
最初は10cm程度の高さからスタートし、慣れてきたら徐々に高さを増やしていきましょう!
踏み台はホームセンターなどで2000円程度で購入することができますし、新聞紙や雑誌などをまとめて100円ショップなどで売っている滑り止めシートを使っても安くできるので初期費用がかかりません。
高さの目安は足を上げたときに膝の高さが股関節を越えないようにするくらい。
だいたい10~20cmくらいがいいとされています。
踏み台昇降の基本
踏み台昇降は以下の4つで1セットになります。
- 右足で昇る→左足も昇る
- 右足で降りる→左足も降りる
- 左足で昇る→右足も昇る
- 左足で降りる→右足も降りる
右足から昇ったら次は左足から昇るようにして、両足に同じように負荷が掛かるようにします。
段を昇るときは、目線を正面に向けて背筋を伸ばすようにして踏み台をしっかり踏むことを意識しましょう。
まとめ
「せっかく毎日運動をしているのに全然痩せない!」と思っている人は筋肉が悲鳴を上げて防衛本能スイッチが入っている可能性があります。
運動をすることは大切ですが、筋肉が回復する期間を設けて負荷を掛けすぎず長く続けることが結果に繋がります。
初心者にお勧めなのは「踏み台昇降運動」。
特別な道具もいらず、家の中で手軽に出来るので続けやすいのもメリットです。
せっかくやる気を出しているときは、効果が出やすい運動をしてモチベーションを高めていきましょう!